2012年1月2日月曜日

化学兵器か? ビルマカチン州でビルマ軍によって散布された黄色い粉

少量ですが、ビルマ軍によって撒かれた化学物質と思われる粉です。
これが皮膚に付着すると、吐き気、眩暈をもよおし意識を失うそうです。
また、草木に付着すると、葉っぱが黄色く変色したそうです。

昨年の6月9日にビルマ・カチン州で始まった戦闘は、
少なくとも12月半ばまで続いています。
12月12日に現地から届いた報告によると、
ビルマ兵が、出産直後の妊婦の両手両足を切断し、
生まれたばかりの赤ちゃんを2階の高さまで放り投げて殺害し、
それから両親も殺害したとありました。
これ以外にも、残忍な殺害が多々行われています。

カチン兵に捕えられたビルマ兵によると、
彼らは全てのカチン族を見つけたら殺害するように
との命令を受けているそうです。

戦闘が続いているカチンの人々にとって、
ビルマの民主化は全く遠い話です。

まさにジョージオーウェルの
“War is Piece.”そのものです。

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