2011年6月10日金曜日

リチャードクーさんの講演会 Mr.Richard Koo

リチャードクーさんの講演会に行ってきました。 
でも、とても眠くなっちゃてだいぶお話を聞き逃してしまいました。
自己紹介のとき、72といわれたので72歳かと勘違いしました。
72年に大学を卒業されたそうです。
72の割には、とても若く見えるなと感心して聞いていました。

中身を覚えている限り、羅列してみます。

  1. 現在の日本は、ゼロ金利でもお金を借りて事業する人がいない。政府がお金を借りて、どんどん使うべき。このような時期に、財政再建、増税を行うのは、かって橋本内閣や小泉内閣で財政再建を行おうとして不況を引き起こし、財政赤字が悪化したのと同様の結果になる。
  2. 電力供給量とGDPは連動している。電力供給が減れば、日本経済の回復が遅れる。
  3. ジョージソロス氏の右腕だった投資家は、いま原発関連の株を買っている。フクシマのこれほどの大事故でも死者がでなかった。3年以内に、原発はとても安全な発電システムであると評価が逆転する可能性があるとこの投資家が言っていた。
  4. アメリカ、ヨーロッパともに財政再建しようとしている。今は財政出動する時期であり、不況が長引く可能性がある。
  5. 中国だけが、巨額の財政出動を行い景気がいい。独裁政治が強くなるのは、好ましくないので日本、アメリカ、ヨーロッパが頑張らなくてはならない。色々な意見が出てきて、迅速な経済政策がうてないのは、民主主義の弱点といえるかもしれない。
残念ながら、中国だけが正しい政策をとっているというクーさんの言葉が印象に残りました。
それと、ユーロのことをヨーロ、ヨーロと言っておられましたが、正しくは、ヨーロなのでしょうか?

クーさんは、なんだか信頼感があって日本の経済関係の大臣になって景気を立て直してくれないかなと思いました。次の総理大臣には、クーさんを閣僚に入れていただき東北と日本の復興をお願いすれば、すぐ景気がよくなるような気がします。

※講演内容ですが、半分眠りながら聞いていたので、間違っているかもしれません。詳しく知りたい方は、クーさんの著作をお読みください。

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