とても華やかで、きらびやかな刺繍が施されています。
ミャンマー北シャン州、ナムサン地区の婚礼衣装です。
ミャンマーには、135の種族が存在しているといわれています。
ビルマ族がそのうちの68%、シャン族が9%、カレン族が7%・・・等。
それぞれが独特の文化や、言語を持っています。
この婚礼衣装は、シャン族に含まれるパラウン族のものです。
同じミャンマー人といっても、地方によって言語が異なるので、
意志の疎通が、困難です。
例えば、ビルマ族がパラウン族と話をしようとすると
通訳がいるのです。
カチン独立軍、シャン州軍など、地方には、少数民族の民兵組織があり、
現在も、カチン州では、ビルマ軍とカチン独立軍が、
生々しい戦闘を続けています。
このような少数民族問題は、
ミャンマーの民主化の大きな課題と言えるでしょう。
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