2019年12月20日金曜日

レグーファームを見学した






JICAと政府が共同開発したという広大な農場は、250エーカーの面積を有する。
我々が借りようとしているモービーの農園は、2エーカー。
10月から3月までの5か月は、22種類の種まきの作業があって、繁忙期。
常時40名の労働者が働いているが、繁忙期には、もっと多くの労働者がいる。
労働者の月給は、女性、120000チャット、男性140000チャット。
オーガニック農場として有名で、マーケティングの心配はいらない。
消費者は、買いに来る。
中央の建物には、実験室や、研修室、管理人イイトウェさんの部屋もある。
ビニールハウスの中で栽培されているバナナの木をラオマキン先生とソーピエ君が10本ほど買った。1本70円くらい。来年には実がなるそうで、私も欲しい。
農薬は使わなくてシュエダマーという苦い木の葉などを加工して噴霧したり、
農場の周辺でその木を燃やしたりするそうだ。
よっぽど被害がひどいときは、政府が許可した農薬を使うこともあるが、ほとんど必要がないと言われた。
4か月間、泊まり込みで研修を受けられる制度があるそうでしかも無料。
「私、それを受けたい」と言ったら
「おばあさんは、10万円だ」とソーピエ君が言った。
誰も本気にしてくれない。

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