2011年7月24日日曜日

日系ブラジル人 a long journey of a soul  a Japanese Brazillian


今日の百日紅
an Indian lilac


日系ブラジル人の女性とお話しする機会がありました。

おじい様が沖縄からブラジルに移民され、ご自身は日本に

働きに来て10年以上になるそうです。

二年前にアメリカ人と日本で結婚して、

来月アメリカに渡る予定とのことでした。

沖縄から大志を抱いて渡った日本人の

孫が日本でアメリカ人と結婚する。

何と不思議なえにしなのでしょう。

彼女との会話は、心に残るものでした。

曰く:

「主人は、日本のことをドリームカントリー(夢の国)

と言っている。人々は、皆親切で礼儀正しい。」


「ブラジルで店に行ったら、皆無礼者。これは、アメリカも

同じだと聞いている。久しぶりに、ブラジルに帰ると店員の対応に

ショックを受ける。」


「主人に、アメリカに行ったら夜遅く、一人でコンビニに

行ってはいけないと言われた。深夜、若い女性が一人で

コンビニに行ける国は、日本だけだと注意された。」


「震災の被災者がとても忍耐強いのに、日系ブラジル人たちも

驚いている。アメリカやブラジルだったら略奪が起きるだろう。」


「主人に、アメリカに行ったら病気にならないようにと

言われた。アメリカは、健康保険制度がなく医療保険も

とても高い。日本は、恵まれている。」


「わたしは、アメリカ人と結婚してアメリカに移住するための

ビザ取得に半年もかかってしまった。ブラジル人だからです。

私が日本人だったら、もっと簡単だったでしょう。」

「日本人と日本製品に対する信頼は、とても大きい。」


彼女の話を聞いて元気が出てきました。

ただ、もう少し日本が移民に対してオープンになり

受け入れてくれたら嬉しいとおっしゃっていました。

10年以上日本に住んでも、彼女は日本語が

ほとんどできません。仕事が忙しくて

勉強する機会がなかったそうです。





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