2010年11月25日木曜日

断食道場にて10 at the clinic for a fast

昨日、道場を退所した。出所という人もいる。
体重は、64.67㎏から62.2㎏に減っただけ。期待には、及ばなかったけど、朝、昼、晩食べていたんだから、こんなもんか。大事なことは、いかに道場での生活を実生活にて実践するかということ。以後は、自分の意志が試される。
費用は、トータルで、132,445円。兵庫県民と大部屋の人は、もう少し安くなるはず。これを高いとみるか安いとみるか。

「良心的ですよね」Tさん。
「保険がきくといいんだけどねえ」Mさん。
「でも、若い人でも来やすいように、お部屋代が割安になっているようよ」Tさん。
「健康財団へ、皆でここの治療に保険がきくように、直訴に行こうか」Nさん。
「いや、厚生省か何か国に直訴したほうがいいんじゃない!」自分。
「ほんと、そうなったら、もっと大勢の人がここで治療が受けられて、鬱で自殺する人が絶対に減ると思うね」Nさん。
等、食堂での話に花が咲く。

実際、
4分の3超「介護必要になるかも」=自分と家族の将来に不安ー内閣府調査
内閣府は、20日、「介護保険制度に関する世論調査を発表した。それによると、4人に3人が自分自身が寝たきりや認知症の要介護になるかもしれないと不安に思っていることが分かった。
家族が、要介護になることへの不安も8割近くの人が抱いており、少子高齢化の進行に伴う不安感の拡大がうかがわれる結果となった。(時事通信)

この事実は、笑い話や、冗談で済まされないことだ。
私の兄は、胃ろうというやつをやってもらって、自身の口からは、食べず飲まず話さずもちろん笑うこともなく、すでに5年目を迎えようとしている。
脳の血管が切れて、大手術をした。医師は、1週間くらいしたら、意識が戻るでしょう。と言われた。
そして、今日に至っている。少しも改善しない。
これが、日本の最先端医療なのか?!と思う。病院内には、兄と同じ患者ばかり。どのような治療が行われているのだろうか?
優しかった兄とあの手術以来一言も話すことがない。その姿は、拷問を受けているように見える。残酷極まりない。

このような患者が、日本全国にどれくらいいるのだろうか。そしてその医療費は、いくらくらいなのだろうか。調べてみたいと思う。
病気になる前に、健康な体を取り戻して、最後まで生き生きと生を全うすることが、笹田医師の目指す医療であり、これこそ個人にとっては、幸せであり、国益にも叶うことだと私は、信じる。


ベジタリアンコース 朝食
vegetarian breakfast
HP of the clinic for a fast:http://www.fyu.jp/dojo/

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