2012年11月2日
ナムサンの美しい街並みが、このような惨状になってしまいました。
日本製中古車の消防車が駆け付けたのですが、
水がありません。
ナムサンは、
標高1500メートルの山々の尾根に小さな村が点在しています。
南国ビルマのイメージとは違って、朝晩は、寒いです。
ミャンマーティーとして有名な紅茶の栽培が唯一の産業で、
村人たちは、急傾斜の山肌で、朝早くから夕方暗くなるまでお茶摘みをします。
農繁期には、子供たちも大きなかごを持って、お茶摘みに出かけます。
一日働いても100円くらいにしかならないと聞きました。
その貧しい村を襲った大火。
被災した村人たちは、寺院に避難しているようです。
難を免れた人たちが、炊き出しをしているようです。
ナムサンは、大火の条件が揃っていてよく火事があります。
家が木造の、多くは掘立小屋(これは言いすぎかしら)。
山の上だから強い風が吹く。
水が少ない。
明りにろうそくを使う。
調理にまきを使う。etc.
本当に言葉がありません。
亡くなった方がいなかったのが
不幸中の幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿